寄付金募集、第2ステージはじめました!

 遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。

 おかげさまで、昨年は全国の皆様から暖かいご支援と激励をいただきました。行政の支援のないままに活動をスタートさせたため、どうなることかと非常に不安でしたが、お寄せいただいたご寄付のおかげで、現在、大きな支障もなく粛々と活動を進めています。

 今年2月上旬には、水中考古学の専門家の皆さんに学術的な調査を行っていただき、実態の解明を進めたいと考えています。大変寒い中の水中調査となるため、安全面を始め多くの準備作業が必要となりますが、専門家の皆さんに安心して作業に取り組んでいただけるように国や関連自治体など、各方面との調整を進めているところです。

 また、実際に機体を引き揚げるためには各方面から私たちの活動組織が信用される必要があり、また長期的に相当の費用がかかることなどから、この際、NPO法人化を図ることとしました。個人的には、身軽なほうが小回りが利いて何かとやりやすいと考えていましたが、海底に沈む紫電改は国有財産です。これを引き揚げてどこかに展示する場合は、いわゆる払下げの手続きをクリアしなければなりません。その受け皿としてNPO法人の設立は必要なことと考えました。

 もう一つの理由は、NPO法人化すれば財団等から必要とする資金を援助してもらえる可能性が高くなるためです。同様に、クラウドファンディングなども今後の大きな検討課題なので、社会的な信用は高めておきたいという思いもあります。

 というわけで、決してお金にガツガツしている訳ではありませんが、このたび、今後のことを視野にいれて、募金活動の第2ステージを開始しました。

2025年1月にスタートした募金活動第2ステージのチラシです。今年3月末までに総額500万円を目標にPR活動を推進していきます。ご協力よろしくお願い申し上げます。

 昨年末に終了した第1ステージでは、おかげさまで300万円の目標を上回る380万円のご寄付をいただきました。今回は、今年3月末までに総計で500万円の達成!を目標に設定させていただきました。引き続き全国の皆さまに関心をお持ちいただけるように逐次、私たちの活動をアピールしていくとともに、新たな協力者のご支援を仰ぎたいと考えています。

 なお、2月に実施する専門家の皆さんによる学術調査の結果をふまえて、想定される引き揚げ費用を算出し、必要に応じてクラウドファンデイングや財団等への支援を検討する所存です。また、並行して県や市、有力な地域企業や団体に対しても具体的な形で支援を要請していきたいと考えています。

 すでに全国から多大のご支援をいただいており、その熱意には頭が下がる思いです。皆様のご期待を裏切らないように、今年も真剣に取り組んでまいります。なにとぞよろしくお願い申し上げます。

(追伸)私たちのグループの活動を、X(旧ツイッター)でもご紹介しています。よろしければアクセスしていただければ幸いです。

第寄付金募集案内の裏面です。下欄のQRコードからXのサイトにアクセスできます。

 なお、技術的なご支援も大歓迎です。お気軽にチラシ記載のアドレスへメール(電話でも結構ですが、メールのほうがありがたいです)いただきたく。

以上、よろしくお願いします。